大まかにざっと書きます。
(それぞれについて詳しい記事があります。)
・色々な方の教員からの転職体験談ブログを読んで、イメージをつかむ
・転職フェアに参加
・転職の軸を固める
・教員をやめる理由をいくつか挙げて、前向きに言い換える
・転職エージェント登録
・職務経歴書、履歴書(各会社に合わせた志望動機含む)、証明写真などの準備
・会社見学や選考に応募して参加
・最終的に入社する会社を決断する
ざっとこんな感じでした。
以下で、ちょっと詳しく書きます。
色々な方の教員からの転職体験談ブログを読む
Twitterや検索エンジンから、「教員 転職」と調べると色々なブログが出てきます。特にTwitterは、情報収集にとても便利なのでおすすめです!教員から転職された方でTwitterをしている方はとても多いです!できるだけ色々な人のブログを読むのがおすすめです。多様な教員転職後のライフスタイルを知ることができ、自分自身の希望を明確にすることができるからです。
自分が目指す職業、自分が現在勤めている学校の校種の方のブログを見つけられると良いです。小学校の教員と中学校の教員では、おそらく自己PRで話す内容が全く異なります。私の場合、自分は中学校で勤務していたので、なるべく中学校の教員から転職したものをさがしていました。また、 民間企業を志望していたので、民間企業に転職した人のブログをさがしていました。公務員の行政職志望の人は、教員から公務員の行政職に転職された方のブログを読む方が参考になると思います。
私は、「さとるさん」という方のブログをバイブルのように読んでいました。勤務校へ退職の伝え方、10人以上の元教員の方の転職体験談記事、転職のコツなど、1つのブログで幅広く情報が網羅されています。
転職フェアについて
・準備がほとんどいらないため、気軽に参加できる。
(転職サイトに登録・簡単な自分のプロフィール入力+イベント申し込み)
・土曜日の11~17時くらいまでやってるので、休みが取れない教員でも参加しやすい。
・会社の人と実際に話すことで、やめた後の会社員の生活がかなり具体的にイメージできる。
・教員やめようか迷っている人、 転職活動何から始めたらいいかわからない人は、まずは転職フェアに行ってみるがおすすめ!
※転職フェアで、保護者に遭遇する可能性もあるので、ちゃんと言い訳を用意しておく。
(実際、私も前の学校の他学年の保護者を会場で発見しました笑 早めに逃げたので、なんとかばれずに済みました。)
「先生、転職するんですか?」
「いえいえ、今日は調査ですね。職場体験やキャリア教育で生徒に話をするときに役立てたいので。教員以外の職業について具体的に話が聞けるので勉強になります。自分の引き出しを増やして、生徒に色々伝えられる幅の広い先生になりたいんです。」
という感じで。
転職フェアについて詳しい記事はこちら▽

転職の軸を固める
・これをすることで、かなり効率的に転職活動を進められます。
・「転職で何を実現したいのか?」今回の転職の最優先事項を固める
・今回の転職で最優先で改善したいこと、また、何を捨てるのかも明確にする。
(項目は、年収を上げる、業務内容、ワークライフバランス、勤務地、社風 など)
>私の場合
・優先事項・・・①業務内容、②社風、③ワークライフバランス
・捨てること・・・年収(最低ライン入社5年以内に300万円。←1人暮らししながら貯金も少しできるくらい)、勤務地
転職の軸を固めるについて詳しい記事はこちら▽

教員をやめる理由をできるだけたくさん挙げて、 その中で使えそうなものを前向きに言い換える
これをすることで、面接で自信をもって話せます。
>例えば、まず私の場合教員やめた理由が…
・とにかく向いてないから。生徒指導・学級経営とか、臨機応変がほんとに苦手。
・ブラックすぎる労働環境。
・学校は時代に柔軟に対応できてないから。
などでした
これを前向きに言い換えると…
・「時代に柔軟に対応したサービスを提供したい」という自分の前向きな思いを全面に出す。
「御社のこのような取り組みに共感をして、志望しました。」みたいな感じで前向きにまとめる。
・生徒指導よりも、コツコツと確実に事務作業をしたり、行事を滞りなく進めたり、授業など色々研究して新しいことにチャレンジしてよりよいものを企画したりすることが自分に向いているし、やりがいを感じる。
・標準的な範囲内の労働時間で働きたい。(残業したくないのではなく、あくまで教員が異常であり健康被害が心配なのでと伝える。)
前向きな転職理由ついて詳しい記事はこちら▽

職務経歴書でアピールしたスキル
「教師なんて、会社で使えるスキルを何も身についてないし。」と心配でした。
でも、教員は、アピールできるスキルが意外とたくさんあります。
>例えば私の場合
・情報収集力(教材準備などのエピソード)
・分析力(行事準備で、過年度のファイルを見て何を準備すべきか分析)
・課題発見力(行事準備で、昨年度の反省点を早めに確認して検討すべきことをリストアップ)
・関係者との調整力(行事準備で、多くの教員と打ち合わせ)
・段取り力(行事準備。やることたくさんあったが、スケジュールしっかり立ててかなり早めに準備完了)
・正確に作業を行う力(成績処理)
・電話対応力(担任としてほぼ毎日保護者に電話)
希望する職種によっては、
・人前で話すスキル(授業)
・交渉力(保護者対応)
もアピールできます。
「段取り力」は、教員はアピールしやすいと思います。
なぜなら、常に「突発的な生徒指導トラブルがいつ起こるかわからない」という状況で、滞りなく仕事を進めているからです。
・「ビジネスマナー勉強中です」と職務経歴書の資格の欄に書き添えておくと好印象
教員はビジネスマナーを学び、実践する場がほとんどありません。
そのことをしっかりと自覚して、きちんと努力していることを伝えると、好印象です。
・「〇〇の取得に向けて勉強中」と、職務経歴書の資格の欄に書き添えることもできる
私の場合、転職エージェントのアドバイスで、「日商簿記3級取得に向けて、書籍で勉強中です」と書きました。
資格を持っていなくても、勉強中と書くとやる気アピールになるそうです。
※実際に勉強しておくことが大事。
質問されても、「今、△△の部分を勉強しています。××が特に難しいです。」などときちんと答えられるようにしておく。
私の場合、教員の仕事をしながら、いきなり簿記のテキストを読むのはハードルが高かったので、入門書を読みました。
・浜田勝義 「はじめての人の簿記入門塾 ーまずはこの本から!」
簿記3級は、入社後の6月に合格しました。
(3月に受験したが落ちた)
職務経歴書について詳しい記事はこちら▽

転職エージェント
・ほぼ無料なので大丈夫。 ※私の場合、1円も払っていないです。
(エージェント会社は、求職者本人ではなく、人材を紹介した企業からお金をもらう仕組み。)
・オンラインや電話相談で、職務経歴書の書き方まで指導してくれてすごい助かった。
自分の現職での仕事の経験を聞いてくれて「自分の強み」をうまく言語化してくれた。
(分析力、課題発見力、調整力 など)
転職エージェントについて詳しい記事はこちら▽

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